※7月28日更新
┗インスタレーションモードの体験レポを追加しました
大阪万博の中でも異彩を放つシグネチャーパビリオン、それが「ヌルヌル(null2)」です。
落合館とも呼ばれるこのパビリオンは、落合陽一がプロデュースの、鏡面の建築と圧倒的な没入型映像体験が話題を呼び、連日大きな注目を集めています!
この記事では、null2に入場する際の予約方法や当日予約の時間、そして落合陽一氏が手がけたこのパビリオンの魅力をご紹介します!
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大阪万博ヌルヌル(null2)の予約方法は?

ヌルヌル(null2)は予約必須のパビリオンです。中でも人気の高さゆえ、予約は争奪戦。
現在の予約方法は事前予約、もしくは当日登録(予約)となります。ただし、事前の抽選の確率は非常に倍率が高く、当選率は0.5%なんていう声も。プロデューサーの落合さん自身も、当日予約を狙った方がいいとエックスで明言されています。
当日予約は下記の時間帯ごとのWEB予約制になっています。
- 当日予約の開放時間:9時/12時/14時/17時 (7月現在。今後変更の可能性あり)
- 当日予約は万博の公式サイトにて
その時間帯になったら公式予約ページで枠が開放される仕組みですが、手動のため多少のブレはあるとのこと。
抽選はもう0.5%くらいなんで,9:00 12:00 14:00 17:00 からの1分間の間にでたやつなら15秒くらいなら存在してるはずなので,そこで捕まえてください! #expo2025 #null2 結構集中力が必要なのと手動解放なのでブレがあります. https://t.co/YO6WcFlJ0N
— 落合陽一 Yoichi OCHIAI (@ochyai) July 15, 2025
予約のポイント
- 開放直前にスマホを準備し、予約ページを頻繁にリロード
- 15秒で枠が埋まることも多いため、操作スピードと運が鍵
SNSでは「スマホ片手に数分リロードし続けてようやく取れた!」という声も。
特に体験が二種類あるため、希望のモードを選んで予約するのも忘れずに。
大阪万博ヌルヌル(null2)整理券はもう配ってないの?
2025年5月4日から一時的に当日整理券制も導入されていましたが、5/21現在整理券は現在終了だそうです。
null2の公式エックスに「当館では現在整理券の配布はしていません」と明言しています(2025年5月20日投稿)。
つまり、以前あった現地配布の整理券制度は終了し、現在は「時間指定のWEB予約」が基本スタイルとなっています。

以前の整理券配布の時間が謎すぎて、不評だったようでそこからすぐ改善された模様。柔軟に対応してくれるのが嬉しいですね!
ガンダム館方式への移行で、現地待機の負担は軽減されています。ただし予約枠もすぐ埋まるため、予約チャレンジは覚悟が必要!
大阪万博null2ってどんなパビリオン?落合陽一がプロデュース!


落合館とも呼ばれる「null2」は、メディアアーティスト落合陽一さんがプロデュースを務めるシグネチャーパビリオンのひとつ。
「いのちを磨く」というコンセプトのもと、リアルとバーチャルが溶け合うような異世界体験を提供しています。
外観は一見鏡のようですが、実際は柔らかい膜でできており、音に合わせて震えるなど、まるで生き物のよう。建物自体が呼吸しているような錯覚を覚える独特なデザインも特徴です。
専用アプリ「ミラードボディ」「スキャニバース」を使えば、パビリオン横のスキャナーで自分の体を3Dスキャンする体験も可能。スキャンされた自分の姿が館内の映像に登場する演出もあるなど、非常にインタラクティブな構成になっています。
大阪万博ヌルヌル(null2)の見どころは?


全身を包む極彩色とモノクロの映像体験
館内に入ると、天井・壁・床すべてが映像に包まれた空間に圧倒されます。明るい光、動きのある映像、目まぐるしく変わるビジュアルが五感を刺激し、“空間に飲み込まれる感覚”を味わえます。
AIが生成した映像は、虹のようなグラデーションや文字列、さらには来場者の3Dモデルが変化する演出まで。バーチャルとリアルの境界が曖昧になる感覚は、ここでしか体験できません。



衝撃が強すぎて放心状態に・・なんて声も
スマートフォンに専用アプリをダウンロードし、パビリオン横のスキャナーで自分の全身を3Dスキャンすると、「デジタルヒューマン」として館内の映像に登場する仕掛けもあります。
また、専用アプリを使って自分の体を全身スキャンすることで、その3Dモデルが、その3Dモデルが館内の映像空間に登場するという仕掛けも。まさに“自分がアートの一部になる”ような不思議な体験ができます。
AI作曲による“架空の昭和歌謡”
展示の最後には、AIが作ったという昭和風の歌が流れます。
三波春夫さんの歌声に似せたような朗らかなメロディで、懐かしさと不気味さが混在したような感覚に。1970年万博をモチーフにしたような“存在しなかったはずの歌”に、来場者の多くが驚きを隠せないようです。
外観の圧倒的インパクト
日中は青空を映し込み、夜は怪しく光る鏡面建築。その存在感はまさに“会場で一番ぶっ飛んでる”という口コミもあるほど。遠くからでもひときわ目を引き、つい足を止めてしまう不思議な魅力があります。



外観を見るだけでも価値がある・・!
建物の一部には映像が流れる円形モニターがあり、建物全体が生き物のように見えるという声も。建築デザインを手がけたのはNOIZの豊田啓介さん。まさに“万博でしか出会えない建築”です。
null2(ヌルヌル)インスタレーションモード体験レポ
7月の休日、null2(ヌルヌル)のインスタレーションモードを当日予約でゲットしました!
万博会場の中でも、ひときわ異質な存在感を放つのが「null2(ヌルヌル)」。
外観からして一見無機質で「これって何の展示?」と不思議に思っていたのですが、実際に入ってみると…その正体は言葉で説明できないほど圧倒される体験型アートでした。
1階・2階に分かれた不思議な空間


null2のインスタレーションは、1階と2階の2層構造になっています。
中に入ると、そこはほぼ真っ暗な空間。中央に配置された四角いキューブ状の装置が目を引きます。
その装置は鏡張りになっていて、どこまでも空間が続いているような錯覚に。
一歩踏み入れた瞬間、視覚と空間感覚が揺さぶられ、まるで異世界に迷い込んだような感覚になります。
解説なしでも「何かわからないのに惹かれる」
このインスタレーションの面白さは、「null2とは何か?」という説明が一切ないこと。
時間になると、自動的に映像と音によるショーが始まります。
理解しようとしても難しいけど、気づけば目が離せない。言葉では捉えきれない不思議な感覚に引き込まれる、そんな体験でした。
まるで“生きている細胞”のようにうごめく世界


上映が始まると、暗闇の中で光が流れ、キューブがまるで生き物のように動き出します。
映像のテーマは明言されていないものの、細胞のようなものがうごめく様子に見えたり、生命の起源を連想させるような迫力ある演出が続きます。
音もかなりの大音量で、全身に響いてくるような重低音。
暗闇と光と音の組み合わせが、視覚だけでなく体全体を刺激してきます。
null2のインスタレーションは、アートや映像作品が好きな方にとっては、“考えるより感じる”体験ができる貴重な空間。
説明はないけど、心の深いところに何かを残してくれるような展示でした。
「よくわからないのに、ずっと見ていたい」――そんな不思議な感覚を味わいたい方は、ぜひ足を運んでみてください!
小さなお子さんは注意かも?
没入感が強いぶん、暗い空間+大音量が苦手な小さなお子さんには少し刺激が強いかもしれません。
「子どもが怖がって途中で出てしまった」という声も見かけたので、どちらかというと大人向けの展示といえそうです。



個人的な総合評価は★★★★☆
まとめ
null2(落合館)は、視覚・聴覚・触覚すべてで体験する未来型パビリオン。デジタルアートが好きな方、メディアアートに興味のある方には特におすすめです。
- 2025年5月11日より、null2は時間帯ごとのWEB予約制(予約枠が2分で完売するほどの人気)
- 鏡面膜建築&没入型映像空間が圧倒的
- AI生成コンテンツや3Dスキャン体験も可能



null2が気になる方は、ぜひ万全の準備でチャレンジしてみてください!
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★シグネチャーパビリオン一覧★
パビリオン名 | 特徴 | 予約の有無 |
ヌルヌル(null2) | 落合陽一氏プロデュースの異世界体験! | 5/4〜整理券制を導入 |
いのちの遊び場クラゲ館 | 音と光で遊べる人気パビリオン。予約不要ゾーンもあり親子に好評! | 予約制 一部自由エリアあり |
いのちの未来 | アンドロイドとの共生や1000年後の人類像まで、心を揺さぶる空間体験。 | 予約制 |
Better Co-Being | echorbで感じる“いのち”の響き。静けさの中でアートと共鳴する不思議な体験。 | 予約制 ※5月2日〜6月30日限定で、一部エリアが20:30〜20:50自由観覧可能 |
いのちめぐる冒険 | 河森正治×菅野よう子による注目パビリオン!超時空シアターやANIMAが人気 | 予約制 一部自由エリアあり |
いのち動的平衡館 | 光と振動で「いのち」を体感する静謐なパビリオン。触覚体験も | 予約制 当日キャンセル待ちも可能 |
いのちのあかし館 | 対話をテーマにした、祈りのような空間体験。静かに心に響く演出。 | 予約制 一部自由エリアあり |
EARTH MART | 地球と共に生きる未来の買い物体験。環境配慮やテクノロジーが融合した体験型マーケット。 | 予約制 |
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