田んぼオーナー制度ってどんな仕組み?家族で楽しみながら“食”について学べる取り組みとして、近年少しずつ広がってきています。
今回は、兵庫でこの取り組みを展開している「米とわたしと」さんの食育イベント「コメクエ!」に参加してきました。会場では、お米の計量や炊飯体験、クラフトづくりなど、子どもと一緒に楽しめるコンテンツが盛りだくさん。
この記事では、田んぼオーナーサービスの背景もあわせて紹介しながら、当日のイベントの様子を写真とともにレポートします。
田んぼオーナー制度とは?兵庫『米とわたしと』の田んぼオーナーサービス
田んぼオーナー制度は、農薬・化学肥料を使わずに育てられる田んぼを“契約”し、米づくりを体験しながら、自分たちのお米を受け取るサービスです。
日々の管理は農家さんが担当してくれるので、オーナーは
- 田植え
- 稲刈り
などの“おいしいところ”だけを体験できるのが魅力。
さらに「米とわたしと」では、
- 生産したお米20kg(農薬・肥料不使用)
- 田植え・稲刈り各2名まで参加可能(2歳以下は無料)
- オンライン料理教室・3回無料招待
- 利用者向けオーナー限定ショップ
と、しっかり食育までつながる仕組みになっています。普段なかなか自然に触れる機会がない家庭や、
食べものがどうやってできるかを子どもに伝えたい家庭には、とても相性のいいサービスだなと感じました。

農薬・化学肥料を使わないお米が、お得に、確実に手元に届くのは嬉しい!
米とわたしとの食育イベント『コメクエ!』に参加してきた


2025年11月23日(日)に、あいな里山公園で開催された、米とわたしとの食育イベント『コメクエ!』にご招待いただき家族で参加してきました。
今回参加したのは、日本の米づくりや農業をテーマにした体験型イベント「コメクエ!」。「お米にまつわるクエスト(=お仕事)」をクリアすると、イベント内で使える通貨「コメカ」がもらえ、そのコメカで遊んだり、おにぎり職人体験をしたり、買い物をしたりできる仕組みです。
当日は快晴で、古民家が立ち並ぶ里山の景色がとても気持ちよく、まさに外で学ぶ食育の日にぴったりでした♪


防災炊飯体験(お米1合ぴったりチャレンジ)


最初に挑戦したのは、紙コップを使ってお米を1合ぴったり量り、袋に入れたまま炊く体験。
お鍋の前で子どもたちが真剣にコップをのぞき込み、そっとお米を入れていく様子が印象的でした。少し時間が経ってから戻ってくると、炊き上がったご飯は袋のままそのまま受け取れて、最後に塩をまぶしておにぎりに。


外で食べるおにぎりって、本当においしい!子どもたちも貴重な体験になりました。しかも参加した特典として、子どもと大人用のエプロンと三角巾までいただきました♪
ミニかかしづくり


次はクラフト体験。小さな紙人形に色紙で着物を着せたり、帽子をつけたりして、かわいい“かかし風のミニ人形”を作りました。


テーブルでの作業は子どもたちも夢中で、同じ材料でもそれぞれ個性が出るのが面白かったです。会場のあいな里山公園には本物のかかしもたくさん並んでいたので、実際の景色とリンクしながら作れるのが良い経験になりました。
足踏み脱穀体験や、野菜の収穫体験なども
会場内には、他にも足踏み脱穀体験や、野菜の収穫体験、クイズラリーなど楽しめるコンテンツがたくさんありました。野菜の収穫体験は人数が多くて参加できなかったのですが、最後に残っていたコメカを使って野菜やお米のクッキーを交換することができ、子どもたちも満足そうでした。
キッチンカーも来ていて、家族連れでのんびり過ごす休日という雰囲気がとても良かったです。
まとめ|田んぼオーナーサービスは自然×学び×食べるがつながる体験


今回の「コメクエ!」を通して、“育てる → 知る → 食べる”がひとつの流れで体験できるのが、田んぼオーナーサービスの魅力だと感じました。
- 自然の中で体を動かし
- お米づくりの背景を知り
- 自分で炊いたお米を食べる
「米とわたしと」の田んぼオーナー制度は、単なる体験イベントではなく、家族で“食”を考えるきっかけになるサービスだなと思いました。
興味がある方は、公式サイトで内容をぜひチェックしてみてください。








