1月8日更新
毎年、世間を賑わす西宮神社の福男レース。ここ数年は全国ネットのニュースで取り上げられることも多く、注目度の高さがうかがえますね。
そこで今回は、西宮神社の福男について2025年はいつ開催されるのか?ということや、どうやって参加するのかの参加方法、何がもらえるのか、歴代の福男などについても徹底的に紹介したいと思います!
今年の福男はいったい誰に!?福男に選ばれた方に贈られる豪華な景品もご紹介するのでぜひ最後までご覧ください。
福男2025はいつ?福男レースとは?
福男が実施されるのは「十日えびす」の期間中です。十日えびすそのものは1月9日~1月11日の3日間開催されます。境内は露天や屋台なども出てかなり賑わうので、雰囲気を楽しむために訪れるのも良さそうですね。
福男の詳細については以下にまとめてみました。
福男2025はいつ?場所は?
実は福男レースの実施日は、毎年1月10日に固定されているんです。皆さんはご存知でしたか?本えびすの神事に合わせて行われているそうで、理由を知れば納得ですね。
実施場所は兵庫県西宮市にある西宮神社です。阪神電車の「西宮」駅から徒歩5分程度で到着しますから、関西にお住まいの方は訪れたことのある方も多いかもしれませんね。
周辺にはおしゃれなカフェやベーカリー、美味しいレストランなどもあり普段から賑わうスポットです。市役所や百貨店も近くにあるなど、便利な場所として知られています。
福男レースとは?
福男レースは、1月10日の午前6時に西宮神社の「赤門」と呼ばれる表大門から、本殿を目指していっせいに走り出すレースです。「福男選び」とも呼ばれており、本殿へ早く到着した順に1着~3着までの人がその年の「福男」として認定されます。
西宮神社の独自行事としてよくメディアに取り上げられるこの「福男レース」ですが、始まりはなんと江戸時代と言われています。信仰深い人たちが1番先に「えびす神」にお参りしようと自宅から神社へ走っていったのが始まりの、言わば自然発生的に起こった行事だそう。それが今日まで続く行事になっているとは、時代を超えた注目度の高さがうかがえますね。
ちなみににしのみや観光協会のホームページによれば「福男」と名前はついているものの、女性も参加することができるそうですよ。
体力、脚力、運・・・色々なものが必要になりそうですね。
西宮神社えべっさんの詳細は下記の記事でご紹介しています
福男2025参加方法は?
福男レースに参加するためには、まず前日1月9日の午後10時~午後11時半までに、西宮神社近くの円満寺駐車場にて受付を済ませる必要があります。受付人数は先着1,500名ですから、なるべく早いタイミングで受付をしておいた方が良さそうですね。
さらに開門時に先頭に並ぶためには、そこから10日の午前0時の抽選に参加する必要があります。抽選で先頭Aブロックの108名・Bブロック108名を決定するとのこと。運命の分かれ道ですね。
また先着5,000名の参拝者には「開門神事参拝之証」が授与されるとのこと。無料でもらえるそうなので、興味のある方は抽選も含めてトライしてみてはいかがでしょうか?
福男2025何がもらえる?
西宮神社のホームページによると、福男の副賞として以下のものがもらえるそうです。
- 一番福:えびすさまの御木像(大)、半被、えびすさまお面額、特製福笹、えべっさんの酒菰樽4斗(72リットル)、えべっさんの米1俵(60kg)、ヱビスビール、えびすフィナンシェ、松葉ガニなど
- 二番福:えびすさまの御木像(小)、 半被、えびすさまお面額、特製福笹、えべっさんの米1俵(60kg)、ヱビスビール、えびすフィナンシェ、松葉ガニなど
- 三番福:えびす・だいこくさまの御金像、 半被、えびすさまお面額、特製福笹、八喜鯛(焼き鯛)、ヱビスビール、えびすフィナンシェ、松葉ガニなど
す、すごい・・・全体的に、かなり豪華なラインナップだと思います。三番福の方までビールや松葉ガニがもらえるんですね!
エントリーには特に参加料金などもかからないようですから、一番福となるべく毎年たくさんの方が参加するのも頷けます。
西宮神社の福男歴代は?
実は歴代の福男のお名前も、西宮神社のホームページから見ることができるんです。一番古い記録だと1921年、なんと大正10年の記録から見られます!(1921年から17年ほど、同じ方が一番福を獲っているようなので信ぴょう性に関しては疑問が残りますが…)
開門前の人数や、一番福~三番福までの方のお名前がきちんと記録されているのは1978年~です。開門前の人数に関しては、1978年~1994年ごろまでは500人前後で推移していましたが徐々に増え始め、1998年に1,200人と大台を突破。以降、数千人規模での参加にまで膨れ上がり一大イベントとなりました。
2009年、2010年、2016年は参加人数が6,000人と発表されています。参加人数については正確には把握できないものの、過去最高の参加人数だったのはこの辺りの年代のようですね。
抽選制が取り入れられるようになったのは2005年から。2001年に明石市で起きた歩道橋での雑踏事故による懸念や、前年の2004年に1人を勝たせるためチームを組んだ複数人で他の人を妨害する不正行為などにより、今日まで続く抽選制が生まれたとのこと。(ちなみに2004年の福男レースで不正により1番福になった方は、後に騒動を受けて一番福を辞退したんだそうです・・・)
神社で行われるのですから、より一層崇高な精神で臨むべきですね・・・
まとめ
今回は、西宮神社で行われる福男についてご紹介しました。
- 福男レースとは、本殿へ早く到着した順に1着~3着までの人がその年の「福男」として認定される西宮神社の独自行事。
- 実施されるのは毎年1月10日の本えびす。場所は兵庫県の西宮神社です。
- 参加するにはまず先着1,500人の受付を済ませ、そこから場所の抽選。抽選で先頭Aブロックの108名・Bブロック108名が決定されます。
- 一番福~三番福になった方には、ビールや松葉ガニなどの豪華賞品が!
- 歴代の福男は、西宮神社のホームページから見られます。
考えてみれば、神社の境内を全速力で走るなんてなかなか見られない光景ですよね。これが毎年の恒例行事として、神社の公認で行われているなんて驚きです!
2025年も例年通り行われるようですから、体力と運に自信のある方は参加してみるのはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
西宮神社えべっさんの詳細は下記の記事でご紹介しています
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