話題の「大ゴッホ展」が神戸市立博物館で開催されているということで、11月中旬の平日に足を運んできました。
平日でも来場者が多く、展示室内は想像以上のにぎわい。会場全体に熱気があり、注目度の高さを実感しました。
この記事では、大ゴッホ展に実際に訪れた際の 混雑状況・入場予約の必要性・展示の見どころ・グッズ情報 をまとめてご紹介します。これから行く予定の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
大ゴッホ展神戸2025は入場予約が必要?

まず気になるのは、入場予約の必要性についてですよね。結論からいうと、2025年12月26日までは平日は予約不要/土日祝は予約優先制となります。ただし、2026年1月以降は平日も予約優先制に変更されます。
公式サイトの案内は以下のとおりです。
| 2025年12月26日まで | ・平日:予約不要 ・土日祝:予約優先制 |
| 2026年1月以降 | ・平日・土日祝すべて入場予約優先制へ ・前売ペア券、手ぬぐい付きチケットを持っていても、予約している人が優先入場 ・1月平日の予約は12月1日(月)10時〜開始 |
2026年1月以降は、すべて入場予約優先制へ変更されるのも、来場者の増加が予測されるため、安全な運営を確保する目的で導入されるのではないかと思われます。
私が訪れたのは11月中旬の平日でしたが、1階のチケット売り場は大変混雑していました。並んで購入する時間がもったいないと感じたので、事前に公式サイトで購入しておいて正解でした!
1月以降は平日も予約優先制に変わるため、事前予約して行く方がスムーズに入場できると思います。公式サイトの案内では、すでに観覧券を購入済みの方でも「予約している方が優先入場」と明記されています。
訪れる日程が決まっている場合は、早めの予約がおすすめです。
大ゴッホ展神戸2025の混雑状況(11月平日の体験レポ)

私が行ったのは 11月中旬の平日でしたが、それでも想像以上に混雑していました。その日の様子を詳しくレポします!
会場入口〜展示室までの様子

会場に入ると、まず目に入るのが チケット売り場とグッズ売り場の混雑でした。神戸市立博物館の入口付近は来場者でにぎわい、平日とは思えないほどの人の流れがありました。
展示の順路は 3階 → 2階 ですが、最初は2階の通路で待機する形でした。スタッフの案内に従って列が進み、3階へ移動して鑑賞がスタートしました。特に2階には撮影可能な作品が集まっているエリアがあり、ここが最も人が集中しやすい印象です。
夜のカフェテラスの撮影列
今回の展覧会を象徴する「夜のカフェテラス」は、やはり人気の撮影スポット。第5章で展示されているのですが、その前に 第1章〜第4章を順番に進んでいく流れになっています。
2階に入場した直後は「夜のカフェテラス」を見る人の長い列ができていましたが、第1章〜第4章を鑑賞している間に列が落ち着いてきて、私が撮影したタイミングでは 5分ほどの待ち時間で撮影できました。
展示室の雰囲気
展示室内は、基本的に人の流れに沿って少しずつ前へ進むスタイルでした。立ち止まってじっくり鑑賞するというより、列の進行に合わせて作品を見ていく感覚です。
人気の高い作品の前では立ち止まる人も多く、そのたびに 全体の流れが一時的に止まる場面がありました。
一方で、展示をサッと見たい方は横から抜けて進んでいく姿も見られ、美術館のように静かに一人ひとりが鑑賞する雰囲気とは少し異なります。
11月中旬の平日でもこの状況だったため、会期後半の 12月〜1月にかけては、さらに来場者が増える可能性が高いと感じました。
グッズ売り場の混雑具合は?

1階のグッズ売り場は一見そこまで並んでいないように見えたため、すぐに入れるかと思ったのですが、奥に待機列がありました。笑 ただし待ち時間は10分程度で、比較的スムーズに入れました。入場は人数制限をしながら案内しているようです。

グッズ売り場内もかなり混雑しているのでひとつひとつゆっくり見るのはなかなか難しかったです。レジは何個もあるため、すぐに購入することができました。
子連れで来場は可能?
館内はどこも混雑しており、展示室は人が多く、進みもゆっくりなので、小さなお子さんには少し負担が大きい雰囲気です。
実際、来場者のほとんどが大人で、お子さんはほとんど見かけませんでした。我が家も子どもが3人いますが、今回は夫と2人で訪れて良かったと感じました。

あくまで私の個人的な感想ですが、美術に興味のある小学生高学年ぐらいからなら何とかいけるかも・・?割と時間がかかるのと、混雑がすごいので赤ちゃんや未就学児はしんどいだろうなぁと思います。
大ゴッホ展神戸2025の見どころは?
展示は 2階と3階に分かれており、ゴッホの生涯と作品を時代順に追う構成になっています。個人的な印象に残った見どころをご紹介します。
夜のカフェテラス


夜のカフェテラスは、今回の展覧会を象徴する代表的な作品で、やはり圧巻の存在感でした。
光と影のコントラストや色彩の深みは、写真とは比べものにならないほど繊細で、美しさが一気に迫ってくるような印象があります。筆致の勢いも想像以上で、実物ならではの力強さを感じました。
嬉しいことにこちらは 撮影可能。撮影用の列と、作品をじっくり鑑賞するためのスペースが分かれていますが、どちらも人が多く、作品を見られる時間はどうしても短かったです。
それでも、長く惹かれていた作品を実際に目の前で見ることができたのは、やはり特別な体験でした。
ハーグ時代:シーンという女性の存在
個人的に印象に残ったのは、ハーグ時代に登場する「シーン」という女性を描いた作品。
すでに幼い娘を育てていて、妊娠中の彼女をゴッホが支えていた時期があったことが紹介されています。
展示パネルでは、その後の詳しい経緯までは書かれていなかったものの、当時の生活の様子や、彼女をモデルとして描いた作品からは、ゴッホが人との関わりに深く向き合っていた一面が伝わってきました。
自分も子育て中というのもあって、このパートは妙に心に残りました。
ジャガイモを食べる人たち
ゴッホが農民の生活を描いた代表作のひとつで、解説パネルにも紹介がありました。“彼らが食べるジャガイモは、自分たちの手で掘ったものだと伝わるように描いた”と語っていた手紙が紹介されていました。
当時は評価が高くなかった作品のようですが、「わからない人はそれでいい」というような強いメッセージを残しており、作品に対する確かな信念が感じられるパートでした。
大ゴッホ展神戸2025のグッズ情報|限定ミッフィーも!


1階のグッズショップには魅力的なアイテムが多数並んでいました。気づけば、合計 12,000円超えのお買い物に。笑
夜のカフェテラス ミッフィー(人気商品)


- 大:6,380円
- 小:3,850円
大人気の夜のカフェテラスの限定ミッフィー。一時売り切れていましたが、11月中旬に再入荷していました。以前はミッフィーグッズは一人5個まででしたが、現在は2個までと個数制限されています。
私は迷った結果、大きい方を購入!存在感があり、今回の記念としてぴったりでした。
青山デカーボ 夜のカフェテラス缶
鮮やかな絵柄が美しく、飾っても可愛いアイテム。小物入れとしても使いやすいサイズ感で、お土産にも喜ばれそう。買っている人も多かった印象です。
ロルバーン・ファイル・マグネット
普段使いもできる文具系はどれも人気。ノートやa4ファイル、マグネットなどシンプルながら作品の雰囲気を感じられるデザインのグッズも細々と購入しちゃいました。
まとめ
今回の記事では、大ゴッホ展に実際に訪れた際の 混雑状況・入場予約の必要性・展示の見どころ・グッズ情報 をまとめてご紹介しました。
- 11月の平日でもかなり混雑していた。チケット売り場が混むため事前チケット購入推奨
- 2026年1月以降は平日も予約優先制に
- チケット売り場・展示室・グッズ売り場はすべて一定の行列
- 写真スポットは特に人が集まりやすい
- 小さな子ども連れには少しハード
- 展示の構成が丁寧で見応えがあり、特に「夜のカフェテラス」は必見
- 会場限定グッズも充実していて満足度が高い
人気の展覧会なので、訪れる際は 余裕を持ったスケジュールで行くのがおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。








