皆さん、劇団四季の「ライオンキング」はもう観ましたか?昔から長く続く歴史ある作品であり、劇団四季の代表作と言われるほど非常に有名な作品です。演出や舞台装置にこだわった完成度の高いミュージカルでもあります。ディズニー映画のライオンキングとは一味違ったストーリーを体感できること間違いなしです。
1997年にニューヨークのブロードウェイで公演されてから、瞬く間に世界中でブームを巻き起こした「ライオンキング」。「サークル・オブ・ライフ」や「ハクナ・マタタ」など、有名な楽曲が揃うこの舞台は、最優秀ミュージカル賞だけでなく、様々な賞を受賞しています。
そんな舞台「ライオンキング」は、実際どんな内容なのか、皆さん気になりますよね?今回は劇団四季ライオンキング感想レビュー!つまらないは本当?について、ご紹介していこうと思います!
劇団四季ライオンキングを見た感想
特に印象的だったのは、役者がアフリカの野生動物をそのまま演じているところです。観劇前のイメージは、動物を演じる役者は着ぐるみを着たり、特殊メイクで演じるのかな?と漠然と思っていました。しかし、いざ観劇してみると、想像を上回る表現の仕方に驚きを隠せませんでした。
役者の顔が見える状態で、パペットのように動物型の装置を動かして表現していたのです。演者の演技を引き立たせながら、サバンナの様子をリアルに表現する演出としては最適だと思いました。シンバの友達のティモンとプンヴァも、映画おなじみのコミカルなキャラクターが見事に表現されていて、見ている側もハッピーな気持ちになれます。曲にのりながら、観客も手拍子で参加できる、楽しさ満載のミュージカルでした。
最優秀演出賞も受賞するほどのクオリティーの高さなので、ぜひ観劇の際は注目して観てみてください!
劇団四季ライオンキング感動シーンは?
劇団四季ライオンキングの感動シーンは、やはり主人公シンバの父「ムファサ」との別れでしょう。映画でも感動的なシーンですが、舞台ではよりその名場面を体感することができます。ハイエナに追われたシンバが、ヌーの大群に巻き込まれそうになるところを、父ムファサが救い出し、代わりに命を落としてしまいます。
シンバの幼少期を子役が演じる様が、より親子の絆をあらわにしているようで、思わず同情してしまうシーンでしょう。小さい子供が「起きてよ!」と父ムファサに呼びかける場面は涙を堪えきれません。割と物語としては序盤のシーンではありますが、観客にかなりの衝撃を与える名場面ではないでしょうか。
ヌーの大群の演出では、目の前に押し寄せてくる緊迫感と迫力が客席に伝わるほどのリアリティーがありました。今まで観てきた舞台にはない、演出方法でとても印象に残るシーンでもありました。
劇団四季ライオンキングはつまらない?
劇団四季ライオンキングはつまらないという感想が一部あるようです。好意的な感想がほとんどですが、一部以下が原因で面白さを感じられなかった人がいるとのことでした。
- 舞台に華やかさがない
- 子供向けの演出のように感じた
- 動物を演じているのに人の顔が見えるのが違和感
アフリカのサバンナを象徴する砂漠や草原など、自然を感じさせる色合いに単調さを感じ、退屈な印象を与えているようです。場面転換後も舞台はずっとサバンナのままなので、他の舞台と比べると華やかさがないという意見でした。コミカルな舞台オリジナル楽曲や、子供時代の場面が比較的長い点も、子供っぽいミュージカルというイメージを彷彿とさせるようです。
また、動物を表しているのに人の顔が見えている点に、観客によっては違和感を覚える人もいるようです。舞台ならではの表現を活かしている素晴らしい演出ですが、舞台に慣れていない方にはむしろ、人の顔が気になって物語に没入できないという声もありました。
ただ、ほとんどの感想は「音楽が素晴らしかった」、「リアルな演出に感動した」など、満足度の高い評価がされています。アフリカのイメージを崩すことなく、演出にこだわりぬいた劇団四季のライオンキングに、感動すること間違いなしです!
気づいたら劇団四季のライオンキングにハマってしまっていました。一度は見てほしいミュージカルの一つです!
劇団四季ライオンキングの見どころや楽しみ方は?
劇団四季ライオンキングの見どころは、さまざまな「名曲」が歌われる場面にあると思います。楽曲が、より物語の臨場感を表し、ストーリーに深みを持たせていると感じるでしょう。有名曲があるところには、きまって重要なシーンが登場します。物語と合わせて「音楽」にも注目して見ると、ミュージカルをもっと楽しむことができるでしょう。
幕開けと同時に歌われる「サークル・オブ・ライフ」はライオンキングの中でも最も有名な曲です。この名曲と共に、サバンナの動物たちが悠々と歩く姿は、まさにライオンキングの世界観を決定づける名場面でもあります。
ティモンとプンヴァが歌う「ハクナ・マタタ」もとても人気のある曲です。ユーモアのある二匹がシンバを勇気づけるコミカルな楽曲となっています。観客も手拍子しながら、彼らとノリノリになれる楽しい楽曲です。小さい子供もワクワクできるシーンではないでしょうか。
「愛を感じて (Can You Feel the Love Tonight)」にもロマンチックなメロディーに思わず感動してしまうことでしょう。成長したシンバとナラが、愛を歌うバラードであり、ライオンキングの中では珍しくゆったりとした楽曲となっています。大スターのエルトン・ジョンが作曲したこの楽曲は、今でも世界中から愛される名曲です。
舞台を観終わった後には、プレイリストを何度も聴いてしまうほど、全ての曲に感動しました!
まとめ
今回は劇団四季ライオンキング感想レビュー!つまらないは本当?についてご紹介しました。
- 舞台装置や演出が終始素晴らしい。動物を役者がパペットのように動かす点が見どころ。
- 映画のシーンを再現しつつ、舞台ならではの演出でオリジナリティーが追加されていた。
- 「舞台に華やかさがない」、「子供向けの演出」、「動物なのに人の顔が見えるのが違和感」、といった否定的な意見も一部あったが、ほとんどは高評価の声が多い。
- 「サークル・オブ・ライフ」や「ハクナ・マタタ」などの名曲が勢ぞろい。物語の中で重要な場面が多いため、曲にも注目して観るのがおすすめ。
- 小さい子供も最後まで一緒に楽しめるファミリー向けのミュージカルでもある。
いかがだったでしょうか?友人やご家族など、誰かと一緒に観たくなる、劇団四季「ライオンキング」をぜひ一度は観に行ってみてくださいね!
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