東京都台東区の浅草にあるお寺「浅草寺」。飛鳥時代628年に創建された都内で最も由緒あるお寺であり、戦国時代の有名な武将の徳川家康も、あの「関ヶ原の戦い」の勝利を願うために訪れたことがあると言われています。1,400年近い歴史を持つ浅草寺ですが、毎年3,000万人以上が訪れる都内有数のお寺でもあります。国内だけでなく海外からの観光客も多く、浅草寺を中心に浅草の街は様々な国籍の観光客で賑わっています。
関東圏内にお住まいの方は「浅草寺」へ一度でも訪れたことがあるのではないでしょうか。まだ行ったことがない人も「雷門」を知っている人は多いかと思います。日を問わず観光客で混雑している浅草ですが、お正月は特に地元の人から遠方の人まで初詣に来る人々で大変な賑わいになるそうです。
そんな浅草寺へ一度は初詣に訪れてみたいですよね。今回は浅草寺初詣2025混雑状況は?待ち時間や屋台情報をご紹介していきます!
浅草寺初詣2025混雑状況や待ち時間は?
浅草寺の初詣は12月31日~1月1日にかけて、長くて2時間は待つでしょう。全国から参拝客が殺到するので、毎年長い待ち列が浅草寺の外まで伸びています。最も混む時間帯は大晦日の夜22時~1月1日の朝3時頃がピークで、それ以降の三が日は朝10時~午後17時頃までが参拝客で混雑しているようです。
浅草駅より徒歩5分という行きやすさなので、お年寄りや小さなお子さん連れのご家族も比較的訪れやすい立地となっています。ただ、浅草寺の参道は狭く、参拝客で溢れかえっているので、中々前に進むことができません。はぐれやすい場所でもあるので、小さなお子さんと一緒に来られる人は混雑時を避けるのがベストでしょう。
比較的空いている時間帯は元旦であれば朝4時~7時頃の早朝が穴場です。三が日だと朝7時~9時頃と夕方16時以降は混雑が緩和されるでしょう。気温も暖かく浅草のお店も営業していて行動しやすい時間帯の日中は一番混雑しています。お店が閉まっている時間帯は空く傾向にあるので、参拝だけしたいという人はこの時間帯がおすすめです。
1月4日以降の平日は日中に関わらず参拝客は減っていくので、30分~1時間ほど列に並べば参拝できるかと思います。ただ、土日は大晦日や元旦と変わらず混雑してしまうので、混雑を避けたい方は休みの日は参拝を避けた方が良いかと思います。
浅草寺にはリアルタイムで混雑状況がわかる「ライブカメラ」が2台、境内の中に設置されているので、ライブカメラをチェックして参拝する日を決めるのもいいかもしれません。
あけましておめでとうございます!
— MasamuIsamu@チョコボ鯖 (@MasamuIsamuFF14) December 31, 2021
初めて深夜に初詣してきました!
浅草寺はとても混雑していて、新年早々疲れてしまいましたw
皆様、今年も宜しくお願いします! pic.twitter.com/xctCWMkLmJ
浅草寺の入口は特に人が集まるようです。夜に行けばライトアップされたスカイツリーが見れるのは素敵ですね。
浅草寺初詣2025屋台は出る?
毎年浅草寺の初詣には境内に多くの屋台が出店しています。屋台定番のたこ焼き、焼きそば、じゃがバター、チョコバナナなど、様々な食べ物屋さんが並んでいます。寒い冬にありがたい豚汁や甘酒など、体があったまる食べ物や飲み物も売っているので、いざという時のお供になりそうです。
約200店以上のお店が出店していることもあり、境内は参拝に来る人だけでなく屋台を楽しむ人でも賑わっています。美味しそうなお店がありすぎて何を買うか迷ってしまいますよね。人気のベビーカステラやたこ焼きなどは毎年長い列ができるので、数人で手分けして屋台を巡るのが良いかもしれません。
屋台の出店期間は例年1月5日頃まで出店しているので、2025年も同じ期間で出店されると思います。通年で「仲見世通り」には屋台が出店しているので、お正月期間が過ぎても屋台グルメを楽しむことができます。元々、浅草は食べ歩きグルメの観光地として有名なので、お参りする時期が少し過ぎてしまっても屋台を巡ることができるのが嬉しいポイントでもあります。
浅草寺へ初詣来ています。屋台楽しい!JKMAXに関わる全ての人が良い一年になるよう祈りました pic.twitter.com/LurjPynZ7Q
— JKMAX桑田 (@kuwatamaru) January 5, 2020
200店以上も屋台があるなんて何を買おうかワクワクしてしまいますね。
浅草寺初詣のおみくじ情報
浅草寺のおみくじは24時間いつでも引くことができます。たとえ本堂が閉門してしまっても雷門がある大通りから浅草寺へ入ることはいつでもできます。なので、どんなに夜中に行ってもおみくじを引くことはできるのでご安心ください。本堂の近くにおみくじを引けるスポットが並んでいて、1回100円で引くことができますよ。
また、浅草寺のおみくじは凶が多いことでも有名です。他の寺院はお客さんにたくさんおみくじを引いてもらいたいという願いも込めて、凶を少なくしているということですが、浅草寺は約3割は凶が入っていると言われています。理由としては平安時代から伝わる「観音百箋(かんのんひゃくせん)」という方式に従っておみくじの割合を調整しているので、凶の割合が多いと言われています。
ただ、凶が出てしまっても「これ以上悪くならない」という意味合いなので、気を落とさず「みくじかけ」へおみくじを結んで良い一年になるように願掛けをしましょう。浅草寺の伝統に則ったおみくじをぜひ引いてみてくださいね。
ちゃんとしたおみくじの割合で引ける寺院は多くないので貴重ですよね。
浅草寺概要
名称 | 浅草寺(せんそうじ) |
住所 | 〒111-0032 東京都台東区浅草2-3-1 |
電話番号 | 03-3842-0181 |
拝観時間 | 午前6時~午後17時(10月~3月は午前6時30分) |
公式ホームページ | https://www.senso-ji.jp/ |
公式インスタグラム | https://www.instagram.com/sensouji_official/ |
まとめ
今回は浅草寺初詣2025混雑状況は?待ち時間や屋台情報についてご紹介しました。
- 12月31日~1月1日はお参りに2時間ほど並ぶ。夜22時~朝3時が混雑のピーク。
- 元旦や三が日は早朝や夕方に訪れれば比較的混雑を避けてお参りができる。
- 1月4日以降は混雑も緩和されて30分~1時間程度で参拝することが可能になる。
- お正月期間には200店以上の屋台が境内に出店される。例年1月5日まで屋台は営業しているが、仲見世通りは通年営業しているので、そちらも一緒に楽しめる。
- 屋台の営業時間は元旦が22時から夜通し、三が日はお参り時間と合わせて夜20時まで、4日以降は11時~17時までと短時間になっている。
- おみくじは24時間引くことが可能。凶が多い事で有名だが、伝統的な方式に沿って割合が決められている。
いかがだったでしょうか。昔ながらの下町に荘厳と佇む浅草寺は今でも浅草のシンボル的存在となっています。そんな由緒正しい「浅草寺」へぜひ訪れてみてくださいね。