東京都練馬区の「としまえん」跡にできた、「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」。映画の世界そのものを体験できるとあって人気の高まっている施設ですが、今まで訪れたことのない方にとってみれば、いざ行ってみたらつまらないのでは?ガラガラでがっかりするのでは?といった不安を覚える方もいるかもしれません。そこで今回は、実際に訪れた体験談を元に現地での様子をレポしたいと思います!
2023年9月に友人と2人で行ってきました!
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ハリーポッターとしまえんはつまらない?
としまえん跡のハリーポッタースタジオですが、正式名称は「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」といいます。つまらないなんてことはなく、ハリーポッターシリーズと、ファンタスティックビーストシリーズの映画スタジオをそのまま再現した施設なので、映画ファンのみならず映画を1度でもご覧になったことがある方なら、きっと「見たことある!」と心躍るスポットが見つかることと思います。
何しろ、ワーナースタジオ東京の敷地面積は東京ドーム2個分の90,000㎢!世界最大規模の広さです。この広い敷地いっぱいに、ハリポタシリーズとファンタビシリーズの映画のセットが再現されています。その緻密さとスケールの大きさはここでしか体験できません!
映画を見た方なら頭に思い浮かぶであろう、ハリーたちが入学して最初に足を踏み入れた大広間からスタート。グリフィンドールの談話室やハグリッドの小屋にダンブルドア校長の校長室、プリベット通りの家に魔法省や夜の騎士<ナイト>バスなどホグワーツ以外のスポットまで、映画のスクリーンや家のテレビ画面でみた景色が実際に目の前に広がっているのはとても感動しました!
有名な「9と4分の3番線」に停車するホグワーツ特急も圧巻。ぜひ写真を撮っておくべきスポットです。
あまりに敷地が広いので、最初のスポットで時間を取られすぎていると帰りは時間が足りなくなるくらいです。特にクローズ時間3時間前以降に入場する人は注意しましょう。できればなるべく早い時間に入場して、ゆっくり見て回られることをおすすめします。
スタジオの開場時間は日によって異なります。行きたい日の営業時間は事前にホームページ等でチェックしておきましょう!
ちなみにスタートするホグワーツの大広間ですが、映画さながらに入場するため扉を押して開ける役に立候補することもできます。私が行った日は、お誕生日の人や記念日の人を優先して募っていました。何かの記念に訪れた方は、ぜひ立候補してみてはいかがでしょうか?
ハリーポッターとしまえんはガラガラ?高すぎ?
ワーナースタジオ東京ですが、私が行った2023年9月の時点ではガラガラという状態ではありませんでした。とはいえオープンしてすぐは入場のための事前予約もすぐに売り切れる状態だったようですが、そこまでの人出ではないのでご安心を。連休でも問題なく入場チケットが買えるかな…くらいの混み具合です。
チケットは大人(18歳以上)6,500円、中人(12~17歳)5400円、小人(4歳~11歳)3,900円です。価格設定としては、一般的な動物園や水族館などのレジャースポットよりは高いですが、テーマパークに比べると安いかなといったところ。ハリーポッターの映画が好きな方にとってみれば、高い!と感じるほどのお値段ではないと思います。
スタジオ内では有料で映画の特殊効果を使った撮影のできるコーナーがあって、購入すれば自分が箒で空を飛んでいたり、クィディッチの試合を応援しているような写真・動画をダウンロードすることができます。私もユニバーサルスタジオジャパンで買ったハーマイオニーの杖を持って、記念撮影にチャレンジしました!お金はプラスアルファでかかりますが、箒で飛んでいるような躍動感たっぷりの写真を撮ってもらえたので大満足でした。1グループ3,500円~で購入できます。
また、レストランの数が限られているためお昼時はレジが混み合い、行列ができるので注意です。スタジオ内はレストラン以外で座って食事できる場所がないため、必然的にレストランで食事をすることになります。利用されるときは少し時間を外して行かれるのがいいかもしれませんね。
私たちが行った日は人が多くて撮影やグッズの購入を諦めたスポットもありました。例えばホグワーツ特急をバックに写真を撮る場所は、長い待ち列ができていたので人物を入れるのは諦めて横からホグワーツ特急だけ写真に収めたり。自分の名前入りの「ホグワーツからの手紙」を作成してくれるショップもあったのですが、並んでいるお客さんがたくさんいて時間がかかりそうだったので、泣く泣く諦めたり(次回行ったときにまたチャレンジしたいと思います)。
もちろんスタジオ内は空間が広く取ってあるので、並んだり後ろに人が入ることなく写真撮影できるスポットもたくさんあります。安心して写真もたくさん撮ってくださいね。
今は少し人気も落ち着いたのでしょうか…?私もまた行って確かめてみたいです。
ハリーポッターとしまえんはがっかりする?
ワーナースタジオ東京はがっかりするなんてことはなく、むしろハリーポッターシリーズの映画を見たことのある方ならまるで自分が映画の世界に入ったような気がして感動すること請け合いです!
また、スタッフの方が皆さん親切なのも印象的でした。クィディッチ応援の撮影をしてくれるお姉さんは「みんなで声を出していきましょう!!!」と本当にクィディッチの観客席にいるかのような熱血っぷりでしたし、グッズショップのお姉さんはレジでエコバッグを購入しようとして柄に悩んでいる私に「悩みますよねえ……ちなみに人気の柄はこれで、私のお気に入りはこれです」と嬉しいアドバイスをしてくれました。
また、スタジオを訪れる人も多かれ少なかれハリーポッターファンの方がほとんどですので、ホグワーツのローブを着て杖を持って…と正装をしている方の姿もかなり多く見かけました。なんとなくですが、来場するお客さんも年齢を問わず落ち着いた紳士淑女の皆さんが多い印象…。
これから行かれる方は、せっかくの機会ですのでホグワーツの制服や杖を準備して行かれるとさらに楽しめると思います!
私も次に行くときのため、ホグワーツのローブを買い足そうか思案中です(笑)。
まとめ
ということで、ハリーポッターとしまえんはつまらない?ガラガラ・がっかりは本当?と不安な方のために、実際に訪れた体験談をご紹介しました。
- としまえん跡のハリーポッタースタジオの正式名称は「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」。ハリーポッターの映画を見たことがあるなら心躍るスポットが見つかるはず!
- 2023年9月時点ではガラガラではなく、むしろレストランなどで並ぶこともありました。
- スタジオ内は広く、歩いて見て回るのにかなり時間がかかるので注意!
- チケットは大人(18歳以上)6,500円、中人(12~17歳)5400円、小人(4歳~11歳)3,900円。営業時間は事前にホームページをチェック!
- 特にこだわりたい方はホグワーツの制服や杖の準備もおすすめ。
映画を見て「私にもホグワーツから手紙が届くかも…」と空想したことのある人なら、きっと感動する光景が広がっているかと思います。映画ファンの方、ハリーポッターシリーズが好きな方ならぜひとも1度は訪れていただきたいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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