ディズニー好きなら誰もが憧れる、本場アメリカのディズニーランド。アメリカには広大な敷地に数多くのパークとホテルを有するフロリダウォルトディズニーワールドと、ウォルト自身が開発に携わった歴史あるカリフォルニアディズニーランドパークの2つがあります。
フロリダとカリフォルニア、どっちへ行ったらいいの?というのは悩みどころ。最終的には好みで判断いただくのが一番いいですが、フロリダは日本からの渡航時間が長くパーク内も広いため、カリフォルニアの方が比較的短期間でも楽しめます。
ということで、今回はカリフォルニアディズニーに2人で行った場合、旅費はどれくらいかかるのか?ということについて、体験談をもとに徹底的に解説したいと思います!個人手配でツアー会社を使わず、個別にホテルや飛行機を押さえるとどれくらいの費用になるのか?ご参考になれば幸いです。
2024年8月に夫と二人でカリフォルニアディズニーに行ってきました!
カリフォルニアディズニー旅費2人分はいくらかかる?
今回かかった費用ですが、3泊5日で2人合計およそ50.2万円でした!食事代やおみやげ代などは含んでいませんが、なかなかお得に楽しめたのでは?と思います。
カリフォルニアディズニーに行く場合、最短で3泊5日あれば楽しむことができます。以下はスケジュールの一例です。
- 1日目:飛行機移動
- 2日目:現地へ到着、ダウンタウンディズニーでグッズを物色
- 3日目:ディズニーランドに入園。眠れる森の美女のお城やスターウォーズエリアを楽しむ
- 4日目:ディズニーカリフォルニアアドベンチャーに入園。ジェットコースターや観覧車を楽しむ
- 5日目:ダウンタウンディズニーでお土産を購入した後、空港へ
日付変更線の関係で日数はずれますが、こんな感じで楽しめます。カリフォルニアディズニーにはディズニーランドとディズニーシーのような感じで2つパークがあるのですが、どちらのパークも満喫して、ショッピングや食事も楽しんで…気になる費用の内訳はこんな感じです。
2人旅どれだけかかる?旅費の内訳公開!
- 飛行機代 18.2万円
- ホテル代 16.5万円
- パークチケット代(2日間) 11.3万円
- 空港タクシー代(往復) 2.3万円
- 海外旅行保険、Wi-Fi、ESTA申請費用など 1.9万円
費用を抑えるコツは?抑えどころのポイント
それでは、項目ごとに費用を抑えるポイントを見ていきましょう。
1.飛行機は航空会社の公式サイトから予約すべし
旅行日程が確定したら飛行機を取ると思いますが、航空会社の公式サイトで飛行機を取るのが結局のところ一番安いです。
また、この時JALやANAなどの日本の航空会社で取っても構いませんが、海外の航空会社でチケットを取るとより費用をより抑えることができます。
私たちは台湾の航空会社「China Airlines(中華航空)」でチケットを取りました。台湾で乗り継ぎするので日本⇔台湾間は日本語が通じるスタッフもいるし、運が良ければ台湾⇔アメリカ間の飛行機でも日本語の分かる乗務員さんがいることもあります。機内食も美味しいしおすすめです!
他にもアメリカン航空、大韓航空、シンガポール航空などが比較的安価で行けるようです。
もっと安く済ませたい方はLCCでチケットを取るのも一つですが、万が一欠航したときに振替便がなかったり、飛行機そのものが小さいので座席が狭かったりと長距離移動には向かないのであまりお勧めはしません。
2.ホテルはモーテルを活用しよう!
アメリカのホテルは、一つの建物の中にフロントや客室やカフェなどが一つに集約されているいわゆる「ホテル」と、アパートメントのように客室が並んでおり車やタクシー等で直接乗り付けられる「モーテル」の2種類があります。
モーテルの方が作りが簡素なので、宿泊料金も安く抑えることができます。特にパークの周辺には大型のモーテルが何軒か建っているので、パークにしか行かない!という方には特におすすめです。
そして予約の時点で心配になるのが対応言語。ホテルも空港と同じく公式サイトで予約したいところですが、日本語に対応しているところがほとんどないので不安…
そんな方はエクスペディアで予約をすると、日本語で予約できるのはもちろん、近場のホテルで価格比較ができたりアメニティなどの情報も確認できたりするのでぜひ利用してみてください。ホテルや予約日にもよりますが、宿泊日時変更やキャンセルがあった際でも日数に余裕があれば返金してもらえるところも多いので、まずは気になった部屋を押さえてみてはいかがでしょうか。
また、せっかく海外のディズニーランドへ行くのだからディズニーのオフィシャルホテルに泊まりたい!という方も多いはず。エクスペディアには海外ディズニーのオフィシャルホテルも載ってあるので、オフィシャルホテルも日本語で予約することが可能です。
費用を抑えるためにパークから距離のあるモーテルを予約する方もいるかもしれませんが、ディズニー周辺と言えども治安の悪い通りはあるので、充分に注意してください!個人タクシーは使用せずタクシー会社のアプリを使う、徒歩の時間をなるべく減らす、遅い時間に出歩かない、人気のない通りや見知らぬ場所を歩かないなど気をつけられるところはすべて気をつけておいて損はないです。
個人的にはいくら安いからとはいえ、パークから離れたところに歩いて帰るようなモーテルはおすすめしません・・・
パークからすぐのモーテル、名の知れたナショナルチェーンのホテル、ディズニーのオフィシャルホテルなど、あまり値段にとらわれすぎずに自分の泊まりたいホテルを選びましょう。
3.パークチケットも個別で買える!
パークチケットも公式サイトやアプリのほか、上に挙げたExpediaやKlookなどで購入することができます。また「ミッキーネット」という、パークチケットに特化したサイトもあります。
それぞれキャンペーンなどで割引があったりノベルティがもらえたりすることもありますので、分かりやすい方法で購入していただければ良いかと思います。また、パークチケットは複数日にわたって購入することもできます。行く日程をあらかじめ決めておいて、まとめて購入されることをお勧めします。
というのも、パークチケットを買うにあたってはいくつか選択肢があって、
- パークホッパーをつけるかどうか:1日に2つのパークを行き来するかどうか
- ジーニープラスをつけるかどうか:パーク内で撮った写真をダウンロードできるフォトパス機能やライトニングレーン(日本でいうスタンバイパス、ファストパス)を含む有料パスをつけるかどうか
と、内容によってパークチケットの金額が大きく変わるのです。
ちなみに私は、パークホッパーはつけずにジーニープラスのみついたパークチケットを購入しました。写真をたくさん撮ってもらえて無料でダウンロードできるフォトパス機能がとてもありがたかったし、ライトニングレーンを使ってアトラクションも待ち時間ほとんどなしで乗れたので時間の節約にもなり、つけてよかった機能だと思います。
思い出作りのための便利な機能がいっぱいです!
尚、パークチケット購入後は、カリフォルニアディズニー公式アプリで入園日の登録(どの日付でどちらのパークへ行くのか)が必要です。チケットの購入が完了したら、入園するパークの予約も忘れないようにしてくださいね。
4.送迎タクシーはUber TAXIのアプリから
空港⇔ホテル間の送迎も自分で手配しましたが、これはUber TAXIのアプリを使いました。最近は日本でもCMを見かけるようになりましたね。
Uber TAXIのアプリも日本語に対応しているので、悩むことなく配車予約ができて便利でした。
また、せっかくカリフォルニアに来たのだからとディズニーランド以外の観光スポットへ行きたい方も多いのではないでしょうか。そんな時もアプリ上で目的地を選択すれば、現在地から目的地までの料金を表示してくれて、かつ近くにいるドライバーがすぐに車を回してくれるので、手軽にストレスなく観光スポットを巡ることができます。
チップの支払いまで全てアプリ上で完結するので、海外旅行に慣れていない方でも安心です。
ツアーでも格安はある?
旅行会社のセールなどで提供されている安いツアーを使って行くのも一つの手ですが、金額だけで比較するとどうしても個人手配の方が安くなります。ツアーのメリットはというと
- ESTAの申請など面倒な手続きを任せられる
- 窓口が一つなので、まとめて一度に手続きできる
- 現地へ行くまでの手続きがほぼ全て日本語で対応可能
- 何かあったときに日本語で対応してもらえるツアーコンダクターがいることも
というところだと思います。
私の行った時期と同じ時期にツアーで行ったとするといくらかかるのか試算してみましたが、航空券+ホテル+パークチケットで1人50万~60万、2人で100万overでした。個人手配のおよそ倍額です。
個人手配の場合、自分で手配する手間がかかる分、費用としてはかなり抑えられるのではないかと思います!
カリフォルニアディズニー旅費安い時期はある?
飛行機やホテルの値段は、旅行する時期によっても変わります。ハロウィンやクリスマスのイベントが開催される時期、年末年始などは普段見られないショーやキャラクターコスチュームが見られる分、料金も高くなりますしパーク内も混雑します。
値段を安く済ませたい場合のおすすめ時期はイベントとイベントの端境期や閑散期の2月。私たちも5月~8月上旬開催の夏イベント「ピクサーフェスト」と、8月下旬~10月に実施される「ハロウィン」の間である8月10日ごろに行きましたが、1日ずらすだけで飛行機・ホテル・パークチケット総額で2万円程度は安くすることができたと思います!
運が良ければフォトスポットが撤去されず残っていたり、グッズの先行販売に立ち会えることも!
ちなみにこのイベント端境期、日本ではお盆の時期にあたります。つまりツアー会社を使うと、お盆料金でその分お金が余分にかかることもあるのです。こんなところにも個人手配のメリットがあったりします。
まとめ
今回は、カリフォルニアディズニーへお得に行くためのポイントは?どれくらいの金額で行けるのか?についてご紹介しました。
- 飛行機は航空会社のサイトから航空券を手配すれば安く取れる
- ホテルは日本語対応のExpediaでモーテルを取れば安くて手間いらず。キャンセルポリシーも確認しやすい。ただし安さ最優先にならないよう、現地の治安には気をつけて
- パークチケットは外部サイトからでも直接購入可能。1日で2つのパークに行けるパークホッパーや、フォトパスやライトニングレーンを使えるジーニープラスも活用しよう
- セール時期を狙って旅行会社でツアーを手配してもいいけれど、行く時期によっては個人手配と倍額くらい差が出ることも。個人手配の方が手間はかかるので、自分に合っている方を見極めて手配しよう
カリフォルニアディズニーには、日本にはないエリアやアトラクションもたくさんあります。またパーク内のキャストもゲストも親切で人当たりがよく、素敵な経験ができること間違いなしです。
一生でそう何度も行く機会のない場所だからこそ、後悔の無いようにしっかりと下調べをして楽しみたいですよね。これからカリフォルニアディズニーに行く予定のある方も、いつか行きたいなと思っている方も、この記事が参考になれば幸いです!
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